住宅用太陽電池モジュール「GXシリーズ」の新製品発売について
― 280Wの高出力と最大モジュール変換効率17.1%を実現 ―お知らせ
再生可能エネルギー
東芝エネルギーシステムズ株式会社
当社は、住宅用太陽電池モジュールの新製品として「GXシリーズ」280Wモデルを11月20日から販売します。従来の製品群に加え、高効率かつ低価格帯のモジュールのラインアップを拡充することにより、顧客ニーズの多様化に対応し、製品競争力を強化します。
本製品は、高効率単結晶セルの採用により、現行GXシリーズ255Wモデルと同じ大きさで、最大モジュール変換効率17.1%注1を実現しています。また、「4本バスバー電極注2」により電極間の送電距離を短くすることで、電気抵抗による送電ロスを抑え、280W注3の高出力を可能としました。さらに、反射による光の損失を減らす「ARコート注4(反射低減シート)」により発電効率を高めています。
本製品の製品保証期間(出力)は20年で、パワーコンディショナ等の構成機器の保証期間は10年間としています。
当社は、「GXシリーズ」を低価格ながらも高い変換効率を実現するエコノミーモデルとして位置づけ、今後も導入拡大に向けて販売を強化していきます。
注1 モジュールの変換効率は(モジュール公称最大出力[W]×100)/(モジュール面積[平方メートル]×1000[W/平方メートル])の計算式から算出しています。
注2 太陽電池セルの表面に電気を通す電極が4本配置されている電極の種類。
注3 公称最大出力の数値は、JIS C 8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/㎡、モジュール温度25℃での値です。
注4 Anti-Reflective Coated:ARコートはガラス表面の屈折率を下げ、反射損失を抑える技術の一種。
新製品の外観
新製品の仕様と価格
型式 | TGX-280PM-WHT-J |
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セル種類 | シリコン単結晶系 |
最大モジュール変換効率 | 17.1% |
公称最大出力 | 280W |
公称最大出力動作電圧 | 31.0V |
公称最大出力動作電流 | 9.02A |
公称開放電圧 | 38.9V |
公称短絡電流 | 9.55A |
最大システム電圧 | 1000V |
外形寸法(W×H×D) | 1650×990×40(mm) |
質量 | 19.0kg |
希望小売価格 | 126,800円(税抜) |
以上
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