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205W※1太陽電池モジュール「MXシリーズ」の新発売について
当社は、公称最大出力205Wの多結晶住宅用太陽電池モジュール「MXシリーズ(TMX-205P-WHT-J)」を11月上旬から発売します。
今回新発売する205W太陽電池モジュール「MXシリーズ」は、価格を抑えた多結晶セルを採用していますが、従来の「Vシリーズ」(200W)と同一寸法で、出力205W、変換効率15.8%※2と単結晶のVシリーズよりも高い発電性能を実現。住宅用から産業用まで幅広い用途にご使用いただけます。
当社は「MXシリーズ」をスタンダードモデルとして位置づけ、より多くのお客様に太陽光発電システムを普及させるべく、販売を強化していきます。
205W太陽電池モジュール「MXシリーズ(TMX-205P-WHT-J)」の主な特長
1.公称最大出力205W、最大モジュール変換効率15.8%を実現した多結晶セル
太陽光を電気に変換する太陽電池モジュールの高効率化により、多結晶セルを採用しながら、当社Vシリーズ(LPV-200E-BLK-J)より高い変換効率15.8%(LPV-200Eは15.4%)を実現しました。
2.高効率を実現した独自の電極パターン
3つのブロック構造に分けた電極パターンにより、発電時の電気抵抗を抑えて高出力を実現。フィンガー電極の断線時には、サポートラインがバイパス回路となって発電への影響を最小限に抑えます。
3.太陽の光をしっかり取り込むためにARコート※3を採用
反射による光の損失を抑えるため、セル表面に反射防止膜を設けると共に、ARコート(反射低減コート)を採用。セルにしっかりと太陽の光を取り込むことを可能にし、発電効率を増大させています。
4.軽量化により屋根にかかる負担を軽減
当社Vシリーズに比べて、モジュール1枚あたり約0.9kgの軽量化を図りました。例えば、約5kWシステムを設置した場合、全体では約22.5kg軽量となり、屋根にかかる負担を軽減します。
205W太陽電池モジュール(TMX-205P-WHT-J)外観
製品仕様
205W太陽電池モジュール MXシリーズ | |
型式 | TMX-205P-WHT-J |
セル種類 | シリコン多結晶系 |
最大モジュール変換効率 | 15.8% |
公称最大出力 | 205W |
公称最大出力動作電圧 | 24.6V |
公称最大出力動作電流 | 8.32A |
公称開放電圧 | 30.1V |
公称短絡電流 | 8.87A |
最大システム電圧 | 1000V |
外形寸法 (W×H×D) | 1318×983×46(mm) |
質量 | 14.8kg |
希望小売価格 | 110,700円(税抜) |
※1 公称最大出力の数値は、JIS C 8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/㎡、モジュール温度25℃での値です。
※2 モジュールの変換効率は(モジュール公称最大出力[W]×100)/(モジュール面積[平方メートル]×1000[W/平方メートル])の計算式から算出しています。
※3 Anti-Reflective Coated:ARコートはガラス表面の屈折率を下げ、反射損失を抑えます。
以上