- 東芝 住宅用太陽光発電システム
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公称最大出力270Wのモジュールを採用した住宅用太陽光発電システムを発売
当社は、住宅用太陽電池として270W※1の大出力モジュールを採用した住宅用太陽光発電システム「Lシリーズ」TML-270N-WHT-Jを今秋発売します。
新製品は、公称最大出力270W※1、最大モジュール変換効率18.2%※2の太陽電池モジュールを採用して大出力を実現しています。両面受光セルの採用とセル表面の半導体技術により、当社従来の単結晶モジュール(Vシリーズ)よりも最大モジュール変換効率を2.8%も向上させました。モジュール変換効率が高いので限られた屋根に多くのパネルを設置する事が可能となり、たくさんの発電量を得ることができます。
当社は、最大モジュール変換効率世界No.1 の250W太陽電池モジュールSシリーズ及び多様なモジュールの組み合わせができる太陽電池モジュールVシリーズに加え、大出力のLシリーズをラインアップすることで、お客様の様々なご要望にお応えする太陽光発電システムを提供してまいります。
270W太陽電池モジュール(TML-270N-WHT-J)外観
新商品の主な特長
1.両面受光セルの採用による発電効率の向上
セルの裏面にも表面と同じ薄膜層と電極を設け、セル間の隙間から入射する斜めの光を吸収して発電効率を向上させました。
2.セル表面ピラミッド形状の凸凹による光吸収率の向上
単結晶セル表面のピラミッド形状を、さらに凸凹形状にすることで、光が当たる面積の拡大と光の反射ロス低減を実現しました。光をたくさん取り込むことで、より多くの電気を作ることができます。
3.均一なナノ薄膜層を蒸着させることで発電効率を向上
単結晶セルのシリコン表面とARコート薄膜層との間に、半導体技術の応用で粒子形状を均一化させたナノ薄膜層を蒸着させることにより発電効率を向上させています。
新製品の主な仕様
Lシリーズ 270W太陽電池モジュール | |
型式 | TML-270N-WHT-J |
セル種類 | シリコン単結晶系 |
最大モジュール変換効率 | 18.2%※2 |
公称最大出力 | 270W※1 |
公称最大出力動作電圧 | 29.2V |
公称最大出力動作電流 | 9.25A |
公称開放電圧 | 36.0V |
公称短絡電流 | 10.02A |
最大システム電圧 | 1000V |
外形寸法 (W×H×D) | 1480×1000×40(mm) |
質量 | 15.2kg |
※1 公称最大出力の数値は、JIS C 8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/㎡、モジュール温度25℃での値です。
※2 モジュールの変換効率は(モジュール公称最大出力[W]×100)/(モジュール面積[平方メートル]×1000[W/平方メートル])の計算式から算出しています。
※3 Anti-Reflective Coated:ARコートはガラス表面の屈折率を下げ、反射損失を抑えます。
● 画像はイメージです。
以上