- 東芝 住宅用太陽光発電システム
- 屋根建材型太陽電池モジュール「Fシリーズ」の商品化、ミサワホーム株式会社の「Solar Max」シリーズに採用
屋根建材型太陽電池モジュール「Fシリーズ」の商品化について
- ミサワホーム株式会社の「Solar Max」シリーズに採用 -
当社は、公称最大出力125Wの屋根建材型太陽電池モジュールを商品化し、ミサワホーム株式会社が8月23日から発売する10kW以上の太陽光発電システムを搭載できる自由設計の住宅「Solar Max(ソーラーマックス)」シリーズに採用されました。
太陽電池モジュール「Fシリーズ」は、当社として初の屋根建材型の太陽電池モジュールです。屋根材を兼ねていますので、屋根材の上に太陽電池モジュールを搭載する据置き型に比べて屋根への重量負担が軽減できるとともに家全体としてコストダウンを図ることも可能となります。
また、本商品は、当社が本年3月1日から開始した、太陽電池モジュールの出力を最長20年、構成機器を15年保証する長期保証制度「パワフル保証」にご加入出来ますので、長期間にわたって安心してシステムをお使いいただけます。
当社は今後も太陽光発電システムの開発を進め、お客様の多様なご要望にお応えする商品を提供していきます。
屋根建材型125W太陽電池モジュール 外観
新商品開発の背景
景気回復への期待感が高まる中で、新設住宅着工戸数は着実に伸長しています。またエコに対する人々の意識の向上や固定価格買取制度導入により、安定的な売電収入が得られる太陽光発電システムを設置するご家庭も年々増加しています。当社ではこれらの状況を鑑みて、新設当初から太陽光発電システムを導入できる屋根建材型の太陽電池モジュールの開発を進め、この度、商品化しました。
新商品の主な特長
1.飛び火に対しての防火性能を備えた屋根建材型モジュールで、屋根材を兼ねていますので、屋根材の上に太陽電池モジュールを搭載する据置き型に比べて屋根への重量負担が軽減できます。
2.日本住宅に多い尺モジュール(910mmピッチ)に合わせた外形寸法で、屋根全面への効率的な設置が可能です。
3.黒いバックシートを採用することによりモジュール全体を黒色に統一。外観上、美しいデザインを実現しています。
4.高効率の単結晶シリコン太陽電池セルの採用により、限られた面積でもより多くの発電量が得られます。例えば75㎡程度の屋根面積で全量買取制度が適用される10kWの太陽光発電システムが搭載でき、より大きな売電収入を得たいというニーズにお応えできます。
本商品の仕様
品名 | 屋根建材型太陽電池モジュール Fシリーズ |
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型式 | FAM-125A |
セル種類 | シリコン単結晶系 |
最大モジュール変換効率 | 13.6% |
公称最大出力 | 125W |
外形寸法 (W×H×D) | 910×1,009×33(mm) ※凸部を除く(働き寸法) |
質量 | 11kg |
設置イメージ
木質系戸建住宅
「GENIUS Solar Max」
鉄骨系戸建住宅
「HYBRID Solar Max」
画像提供:ミサワホーム株式会社
以上