【住宅】「太陽光発電義務化時代」到来、大量導入自体に立ち向かう「全棟搭載アライアンス」

住宅用太陽光発電の需要が急増
東京都や川崎市の新築住宅「太陽光発電設置義務化」を皮切りに、日本中が「義務化時代」に突入

2022年12月、東京都で全国で初めてとなる新築戸建て住宅への太陽光発電システムの設置義務化に関する条例が成立し、さらに2023年３月には神奈川県川崎市でも同様の条例が可決されました。このように、東京都から始まった太陽光発電システム設置義務化の波は、全国に波及していくものと考えられ、日本中が「義務化時代」に突入することが予測されます。

一部の専門集団に仕事が集中、供給難が発生

現在、電気代の高騰などを背景に太陽光発電システムを設置する住宅が急増しており、専門の施工会社など専門集団に、ハウスメーカーやビルダーからの依頼が殺到しています。現状でも工場スケジュールがタイトなために工事会社の手配が困難となり案件がさばき切れない状況です。今後、各自治体で太陽光発電システムの設置義務化が進んだ場合、対応しきれなくなり、供給難が発生することは明らかです。