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10567産業用太陽光発電導入について産業用(業務用)産業用(業務用)太陽光発電導入について

産業用(業務用)太陽光発電導入について

産業用太陽光発電導入について

 

太陽光発電には、家庭用(住宅用)と産業用(業務用)があります。
一般住宅の屋根の上に太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が乗っているのをよく見かけますが、これが住宅用太陽光発電で、一般的に出力容量10kW未満の小規模な発電システムのことを指します。これに対し、工場や商業施設の屋根、野原などにソーラーパネルがたくさん並んでいるのが、産業用(業務用)太陽光発電で、一般的に10kW以上の中・大規模な発電システムです。住宅用と産業用では発電の規模が異なるため、設置する太陽電池モジュール(ソーラーパネル)やパワーコンディショナの容量、設置架台などの種類が変わってきます。電力の買取り方法も住宅用(10kW未満)と産業用(10kW以上)とでは異なり、住宅用は10年間固定で余剰電力買取りですが、産業用は20年間固定で全量買取りとなります。

 

産業用(業務用)太陽光発電ってなに? 導入するには何から考えればいい?

産業用(業務用)太陽光発電は、一般的に10kW以上の中・大規模な発電システムです。システムには、太陽電池モジュール(ソーラーパネル)、架台、パワーコンディショナなどが含まれます。設置した後は、メンテナンスなどの運用コストは必要ですが、高い事業採算性が見込めます。また、国や地方自治体からの様々な税制優遇制度を活用することで、初期コストを抑えることも可能です。しかし、実際に産業用(業務用)太陽光発電を導入するにあたっては、どれくらいの設置コストがかかり、どれくらいの採算性があるのかが一番気になる点ではないでしょうか。そのためには、まず発電システムのために用意できるスペースを検討することが大切です。その面積と環境によって、どれくらいの発電システムを設置でき、コストがいくらかかり、いくら収益を上げることができるのかをシミュレーションすることができます。また、産業用(業務用)太陽光発電システム導入の効果は、売電による経済的メリットだけではありません。環境問題にしっかり取り組んでいる姿勢は、社会の一員としてのCSR(社会的責任)活動を示すためにも効果的です。

 

設置場所と必要な面積は?

産業用(業務用)太陽光発電は10kW以上の中・大規模な発電システムですから、太陽電池モジュール(ソーラーパネル)を設置するために、ある程度広いスペースが必要になってきます。どれくらいの面積が必要になってくるのかは、パネルの出力量と枚数から算出することができます。例えば、10kWの産業用太陽光発電システムを設置する場合、250Wのパネルですと40枚必要になります。1枚のパネルの大きさが約160×80cmとすると、約51㎡の面積が最低限必要になってきます。実際には、パワーコンディショナや分電盤など他の設備やパネル間の空きスペースも考慮すると、10kWで約100㎡が目安になります。また、太陽電池モジュール(ソーラーパネル)を設置する場所が、どんな環境なのかも重要になってきます。太陽光発電というと屋根というイメージですが、現在では様々なところに設置することが可能です。屋根なのか・地上なのか、平らなのか・傾斜があるのか、冬の積雪などは、発電効率に大きく関係してきますので、しっかりと把握しておくことが大切です。

 

今!産業用(業務用)太陽光発電の導入をおすすめするのはなぜか

産業用(業務用)太陽光発電を導入するのは、もっと様子を見てからの方が良いのではないか、今導入すべきか判断できない、とお考えの方も多いようです。産業用(業務用)太陽光発電の有利なところは、発電された電力を「20年間固定価格」で「全量買取り」される点です。再生可能エネルギーの普及を促進しようという国の方針で、電力会社は20年間、固定価格で全電力を買取ることが義務付けられています。
平成28年度の買取価格は24円(税抜)kWhとなっています。導入後に売電価格が下がることはありません。この価格で買い取ってもらえることが、20年間保証されていることになります。しかし今後、産業用太陽光発電システムの導入が進むと、初期コストが下がるため、売電価格も徐々に下がっていきます。別な言い方をすると、今ほど大きな恩恵を受けられる機会は残りわずかしかないということになります。
売電を目的とした事業を検討されている方は、今、この機会での産業用太陽光発電システムの導入をおすすめします。