新年あけましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、清々しい新年をお迎えのことと心よりお慶びを申し上げます。
また、旧年中は様々なご指導ご愛顧ご支援を賜り、誠にありがとうございました。
さて昨年は、以前にも増して様々な激動に直面する年となりました。地球の気候・地殻変動等は既に天変地異とも言うべき様相を呈し始め、いよいよその波は日本にも押し寄せていることを実感せざるを得ない状況となりました。この現象は残念ながら本年以降も益々加速するものと考えられ、気候変動は遂に国際的には、戦争と並ぶ「安全保障」問題であると位置付けられるに至りました。
そのような中、2年前から申し上げております通り、非化石電源のひとつである現行の原子力発電は、上昇し続ける建設・補強コストにより既に昔のような経済合理性をまったく持てなくなってしまいました。日本においても国内外で原子力発電事業からの実質的撤退が加速していることはご高承の通りです。このような状況下、エネルギー基本計画(エネルギーミックス)はその昨年10月最新版において、電源構成比を実質的に「非化石電源(原子力+再生可能エネルギー)合計で42~46%」としその内訳をフリーと考える「示唆」を行いました。これは原子力を現在の趨勢から5%とした場合、再エネは水力を除いても29~33%を担わねばならないということであり、うち太陽光発電は設置容量ベース200~250GWを期待されているということを暗に示しています。
これはまさに「PV100年構想」そして「再生可能エネルギーの主力電源化」こそ、日本と世界のエネルギーセキュリティと安全保障を支え「私たちと来るべき子供たちの生命・未来を守る鍵となる」ということへの宣言であり、2019年こそ技術・市場・政策・インフラのすべてにおいてその大転換点となる狼煙である、と考えます。
弊社もこのかつてない「エネルギー維新」の時代において、その志士の一社となるべく、太陽光発電と再生可能エネルギーの発展、その一端を担うべく微力ながら力を尽くさせて頂きたいと存じます。そして、国際紛争の要因でもある、エネルギーを奪い合うことのない安心な地球を子どもたちに手渡すため、皆様方と共に歩みを進めてまいりたいと存じます。
本年も皆様方の益々のご隆盛を心からお祈り申し上げますと共に、倍旧のご指導ご支援を賜りますようお願いし、新年のご挨拶とさせて頂きます。
株式会社エクソル
代表取締役社長