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ニュース 光の反射を約90%カット、住宅密集地でも安心
フルブラックデザインの『低反射(防眩)太陽光パネル』
販売開始
2025年2月19日 プレスリリース

光の反射を約90%カット、住宅密集地でも安心
フルブラックデザインの『低反射(防眩)太陽光パネル』
販売開始

太陽光発電システムの設計・建設・メンテナンスを全国に提供する株式会社エクソル(代表取締役社長:鈴木 伸一、本社:東京都港区)では、通常の太陽光パネルと比較して光の反射を約90%カットすることで、従来は難しかった北面の屋根や近隣への配慮で設置を諦めていた物件等への設置検討が可能になるフルブラックデザインの太陽光パネル「低反射(防眩)太陽光パネル」を2機種開発し、販売を開始いたします。

1.本製品の開発及び販売の背景と狙い

2025年4月東京都新築住宅への設置義務化を前にニーズ高まる太陽光発電

2025年4月から東京都や神奈川県川崎市で新築住宅への太陽光発電システムの設置義務化に関する条例が施行されるのを前に、家計の支出を抑えたり災害などにより多発する停電に備えたりするために、住宅での太陽光発電システムへのニーズが高まっています。

20年以上住宅用太陽光発電システムの販売施工を行い、全国にあらゆる規模の太陽光発電システムを提供する当社では、住宅用太陽光発電システムに関連する売上が、東京都の条例が可決された2022年10月を含む決算期(2023年5月)と比較して、今期(2025年5月)は30%増加する見込みとなっています。

近隣への光の反射が気になるために設置を諦める事例が発生

そんな中、小売店舗に太陽光発電システムを設置する計画を進める中で「屋根より高い位置にある集合住宅などの近隣住宅に、太陽光パネルの反射光が影響を与える可能性がある」ことから設置を諦めるという事例が発生しました。東京都内にもあるような住宅密集地で太陽光パネルの設置を進めていくと、同様の事例が発生する懸念があります。

光の反射を約90%カット、フルブラック仕様の低反射(防眩)太陽光パネルを開発

そこで当社が開発したのが「低反射(防眩)太陽光パネル」です。本製品は従来の太陽光パネルと比べて光の反射を約90%カットし、瓦など屋根に使用される各種素材と比べても光の反射が少なくなります。さらに、従来の太陽光パネルと異なるフルブラックデザインとなっています。

これにより、近隣への配慮がより一層必要な住宅密集地内にある物件や反射しやすい北向きに面した屋根への設置も検討できるようになります。さらに、景観への配慮が必要な地域や従来の太陽光パネルの外見が趣向に合わなかったという方にも改めて設置を検討いただけます。

 

2.本製品のメリット

光の反射(光沢度)を従来の太陽光パネルと比較して約90%カット

低反射(防眩)太陽光パネルは、ガラス表面のAG加工による高密度な凹凸が反射光を分散させることで、優れた低反射性能を発揮し、眩しさを抑えることができます。さらに従来の太陽光パネルだけではなく、屋根に使用される各種素材よりも光の反射が少なくなっています。

 

設置方位、設置環境条件の拡大

太陽の位置によっては、特に北面の屋根の場合は太陽光パネルからの反射光が強まることがあります。低反射(防眩)太陽光パネルは光の反射を抑えるので、従来設置が難しかった北面の屋根や、近隣への配慮がより一層必要な住宅密集地内にある物件への設置も検討できるようになります。

 

外観一新のフルブラックデザイン

低反射(防眩)太陽光パネルは、バックシートやフレームを黒で統一することで屋根と調和し、より美しい外観を実現します。

 

3.今後の展開

東京都などで新築住宅への太陽光発電設置義務化がいよいよ始まり、同様の検討を行う自治体も全国に増加する中で、太陽光発電を設置したいという要望は今後ますます増えると考えられます。

当社では、トイレ・バス・キッチンのように「太陽光発電システムを暮らしの当たり前」にし、全棟搭載(すべての屋根に太陽光発電を)の実現を目指し、製品の開発、商品ラインアップを充実させていきます。

4.低反射(防眩)太陽光パネルの主な製品仕様

品番 XLN56-225SC XLN108-435X
画像
公称最大出力 225W 435W
変換効率 21.1% 22.3%
外形寸法 1390×768×30mm 1722×1134×30mm
質量 11.5kg 22.0kg
光沢度(60度) 1.8 1.3
希望小売価格 148,500円 287,100円

 

報道用資料

光の反射を約90%カット、住宅密集地でも安心 フルブラックデザインの『低反射(防眩)太陽光パネル』販売開始(PDF:848KB)