FIT拡大初期に建設された太陽光発電所の一部には、法制度が発展途上であったこともあり、不適切な太陽光発電システムが一部存在しています。
JPEA(太陽光発電協会)では、このような状況を問題視し、改善策の検討を進めるべく2021年4に「地域共創エネルギー推進委員会」を発足しました。弊社も委員長会社として参画し、委員会として800を超える発電所の現地調査を行いながら、議論を進めてきました。
この度公表されたチェックリストは、2018年にJPEAがまとめた「太陽光発電事業の評価ガイド(略称:評価ガイド)」の調査項目をベースに、「地域共生・共創」の観点から、より地域の方々の目線で近くにあればありがたい、逆に近くにあって欲しくない太陽光発電所をどのように判断すればいいかをガイドラインとしてまとめられたものです。
チェックリストでは、実際の「格付け(品質区分け)」は民間が行うと定義されています。弊社といたしましては「XSOL SOLAR STAR制度」により太陽光発電所の格付けと、不適切な太陽光発電所に対する最適なリパワリングを行うことで、地域の方々に望まれる太陽光発電所を増やしていくことを目指してまいります。