新年あけましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、華やかな新年をお迎えのことと心よりお慶びを申し上げます。また、旧年中は大きなご指導ご愛顧ご支援を賜り、心より御礼を申し上げます。
3年間、世界を席巻したコロナ禍はようやく事実上の収束を見せ、これから世界は新たな天変地異やこの地球の抱える様々な問題点・課題と向き合うこととなります。命を懸けて人々を救わんとする方々が闘う一方で、「自分たちさえよければいい」と己の地位や名誉や財産だけを守ろうとする人々が一時台頭し、あたかも光と闇との葛藤のような様相が世界を覆うかもしれません。昨年、2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵攻はそのことを象徴するような出来事でもあったでしょう。しかし、私たちは諦めてはいけないと思います。「神は乗り越えられない試練は与えない」と言います。やがて降りかかる試練、それは私たちがそれを乗り越え、未来に来るべき子供たちや孫たちに「決して乗り越えられない試練はないのだよ」ということを、身をもって示し、彼ら彼女らに新たな「希望と勇気」を残す為にあるのです。そして、私たちは子供たちにとって憧れと手本となる「素晴らしい過去」にならねばなりません。
「バタフライ・エフェクト」。最初の蝶の羽ばたきが次々と希望の連鎖を引き起こし世界を大きく変えることがある。その最初の羽ばたき、蝶になろうではありませんか。これまで人類が自分たちの利益や快楽しか考えて来なかった、その心のあり方「悪想念」を止め払拭し、世界を変えましょう。
私達はこの数年間、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの使命として化石燃料需要の極小化・適正化による、「国際紛争の撲滅」「分散化独立自給エネルギーの拡大によるエネルギーセキュリティと災害対策(レジリエンス)の強化」「温暖化対策にとどまらない抜本的地球環境の改善」の3つを、そしてこれらの問題の原因の根本は人類のエゴという名の悪想念にあることを「XSOLUTION」として提唱して来ました。
この未曾有の危機を乗り越える為には、今こそ政官学⺠がそれぞれの役割と持てる強みを持ち寄り、活かし合い、近視眼的な目先の小さな利害・保身を捨て、互いをカバーし合い一致団結・統合して「成果」を目指す「UNIFICATION」の発想と行動が必要です。そして、まさしく維新の志士たちのように、新たな時代を命懸けで築かねばならないと思います。
弊社もこの「地球維新」「エネルギー維新」の時代において、微力乍ら引き続き「自分ではない誰かのために」利他の精神でそして「全集中の呼吸・常中」にて精一杯の努力をさせて頂きたいと存じます。
本年も皆様方の益々のご健勝を心からお祈りし、倍旧のご指導ご支援をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。
代表取締役社長