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ニュース 力率一定制御対応でも定格出力低下による発電ロスが
発生しない 「XL-PSME55L2 / XL-PSM55L2」発売
2018年9月20日 プレスリリース

力率一定制御対応でも定格出力低下による発電ロスが
発生しない 「XL-PSME55L2 / XL-PSM55L2」発売

 当社はこの度、力率値を0.95に設定しても定格出力が低下せず、力率一定制御対応でも定格出力低下による発電ロスが発生しないパワーコンディショナ「XL-PSME55L2 / XL-PSM55L2」を発売いたします。

XL-PS-icon

製品のねらい

 2017年3月、日本電気技術規格委員会が「系統連系規定」を改訂し、50kW未満の太陽光発電システムを低圧配電線に逆潮流ありで連系する場合、システムの標準力率値を0.95(95%)とすることが規定されました。
 しかし、力率値を0.95に設定することで、パワーコンディショナの定格出力が低下し、晴天の日中時など、パワーコンディショナの容量×0.95よりも大きく発電した時に、ピークカットによる発電ロスが発生します。これにより、年間発電量で数%程度マイナスの影響が生じる可能性があります。
 そこで、このわずかな発電ロスも生じさせることがないよう、回路設計の最適化により力率値を0.95に設定しても定格出力が低下しないパワーコンディショナ「XL-PSME55L2 / XL-PSM55L2」を発売いたします。さらにシステム設計の自由度を高めるマルチストリング型なので、屋根スペースを最大限に活用することができ、海岸に近い塩害地域にも設置することができるので、より多くのユーザーニーズに応えることができます。

※ 塩害地域対応は「XL-PSME55L2」のみ。

 

「XL-PSME55L2 / XL-PSM55L2」の特長

○主なターゲット
・限られた屋根スペースを最大限活用し、発電容量を高めたいユーザー
・塩害地域であってもパワーコンディショナを室内ではなく、屋外に設置したいユーザー

○特長
1.力率一定制御対応でも定格出力の低下による発電ロスが発生しない
2.昇圧機能が内蔵され、システム設計の自由度を高めるマルチストリング型
3.自動昇圧機能により、影の影響を最小限に留める
4.設置が困難であった塩害地域でも屋外に設置することが可能に ※ XL-PSME55L2 のみ。
5.住宅街でも音が気にならない低騒音設計

【力率一定制御対応でも定格出力低下による発電ロスが発生しない 屋内外マルチストリング型パワーコンディショナ】(PDF)

「XL-PSシリーズ」製品ページ